読書のものさし

おもに九州に縁のある作家や作品を紹介する書評ブログ

2018-12-27から1日間の記事一覧

【名著】神の存在意義を問う衝撃作!遠藤周作『沈黙』のレビュー

今回読んだ本は、遠藤周作『沈黙』。 文庫本にして300ページ近くにのぼる歴史小説です。 禁教令を布く江戸時代の日本で、ポルトガルから来航した神父が、 棄教か殉教かの二者択一を迫られる、その心理を描きます。 2017年には、マーティン・スコセッシ監督が…