読書のものさし

おもに九州に縁のある作家や作品を紹介する書評ブログ

2018-11-18から1日間の記事一覧

コーヒーのように読後感はやや渋め ~社会派ミステリ「点と線」の感想~

松本清張は、生涯に多くの小説を書き残しました。 清張作品を初めて読む方は、作品の数があまりに多いために、 どれから手をつけていいか、戸惑うかもしれません。 今回、取りあげるのは、文庫本にして200ページと、 初心者の方でも手に取りやすい、推理小説…